ビオトープ日誌 3 第2次整備計画 |
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![]() 2006.1.23 連結水路の建設へ 第1期工事が終わり、池の北側のコナラの下に、木道もできました。そこで、第2次整備計画を作成して職員会議の承認を受けました。 第2次整備は、池と学習用田んぼをつなぐ水路の建設です。 小学校では5年生の社会で稲作の学習を行います。実際にイネを育てることも含まれるのですが、バケツに土を入れてイネを育てる学校から、しっかりとした学習田を持っている学校まで、施設環境は様々です。N小では、2004年度は「バケツ」だったそうですが、2005年度は、5年生の担任の指導で、しばらく使われていなかったらしいコンクリートの学級園(上の写真の右上)に土を入れ、苗を植えて田んぼにしました。 イネはすくすくと育ち、収穫もしっかりあったのですが、何しろ「3面コンクリート」ならぬ「5面コンクリート」のために排水ができず、稲刈りの前に続いた雨で田んぼは水が溜まったまま。だから大変な稲刈りになってしまいました。 それでも、6月にはカエル(モリアオガエルかシュレーゲルアオガエル)が株の根元に泡に包まれた卵を産み、オタマジャクシがたくさん泳いだ時期もありました。 そこで、コンクリートの壁に排水口を開けて、田んぼの水を池に落とせるようにすることを考えたのです。 上の写真の、白いラインを石灰で描いたところが水路になります。左は、池につながる部分です。 ビオトープ 第2次整備計画 第1次整備計画の達成状況 1.池の造成作業 2.池の水位 第2次整備計画 その後の「第3次整備」の構想 水路は自分で掘りたい ![]() 2006.1.23 第1次整備で池ができたのですが、私には少しの欲求不満が残りました。それは、掘削の中心部分を業者に頼んだため、私の思惑とは違った部分ができたためです。 まず、池の中心部分から岸辺への斜面がきつく、土で覆うことがうまくできません。また、水路との連結部分が浅いうえに狭く、魚の移動が難しそうなのです。中心部の斜面は手直しできないので、コンクリート枠に沿って板を打ち付けて土を盛り、人工の岸辺を作りました。また、連結部分は一度シートをめくって下の土を削り、再びシートを敷きました。これによって、少し見てくれがよくなりました。 このことから、水路部分は自分で試行錯誤しながら掘り進めることにしました。でももちろん、手助けを頼みました。子どもたちや、インターンシップ(八王子市では、市内の大学と提携して、各クラスに1名、週に1回、教員志望の学生が見習いと言うか手伝いに来ている) の学生です。手助けは田んぼに近い側に配置して、私は池との連結部分を掘り進めました。 水田造成資金が手に入る そんなとき、思わぬビッグニュース。校長が雑木林での子どもたちの活動企画を前年度に「安藤食文化・スポーツ振興財団」に提出、すでに10万円の支援金を得ていたのですが、今年度の活動報告書を送ったところ、学校部門の優秀賞として金50万円をもらえることになったのです。 この「安藤財団」は、1958年に世界で初めてインスタントラーメンを開発した日清食品の安藤百福氏(1910年生まれ)が設立した財団で、自然体験活動の企画「トムソーヤースクール」コンテストを実施しています。 何しろ貧弱な教育予算に四苦八苦している現場では、こうした財団の基金が重要な活動資金になっているのです。それにしても、ありがたいことです。そして副賞のチキンラーメンは、遅くまで残っている教員の夕食として、重宝な存在。私も何食かいただきました。日清食品さん、安藤百福さん、ありがとうございます。 授賞式から帰ってきた校長は、この賞金の一部を田んぼの造成費用に当てることを提案、私は大喜びで、計画の作成を始めたのです。
またまた受難! それにしても2005年度は私にとって受難の年でした。6月にはバレーボールの練習試合のあとから1週間、生まれて初めて頭痛に悩まされ、10月にはソフトボールで爪をはがされ、痛風の発作が起き、さらに年末からは右手薬指の付け根が晴れて、押すと痛み。整骨院で聞いたら「腱鞘炎」と言われ、1月に整形外科で痛い注射を打たれました。 もちろんいずれも治っているのですが、年度の最後にまたまた受難! 今度はぎっくり腰になってしまったのです。 3月4日(土)の朝に発症、必死で整骨院に行って施術を受け、そのまま自宅で療養。6日(月)からは学校には行ったのですが、痛みで日に何度も横になって休む始末。もちろん土木作業はできません。結局、土木作業の解禁は4月3日で、まるまる1ヶ月も遅れてしまいました。 でも、田んぼの造成工事は、池を掘ってくれた業者の手で行うことになり、3月31日がその工事日となりました。でも、今度は痛恨のできごとが……。 「田んぼ造成騒動記」にすすむ 「ビオトープ日誌」のトップにもどる 「水辺の環境民俗学」のトップにもどる ホームページのトップにもどる |