鉄路の記憶 中央本線 1970〜1971 |
1971.5.9 四方津―梁川 ED61形と 71系の時代 ぼくが高校生だったころ、中央本線にはED61形というかわいい機関車が走っていた。 かわいいと言っても、新鋭機EF64形に比べて、というサイズなのだが、2両1組で25‰勾配を800トンの貨物を引いて走る姿は、何とも愛らしかった。 同じころ、かつて横須賀線を走っていた70系電車の勾配線区用バージョン、71系も、この区間を走っていた。70系の横須賀線での活躍の写真を撮っていないぼくは、71系を見て、小学生のころに何度となく乗った横須賀線を思い出していた。 中央自動車道は開通したばかり。まだ対面通行の時代。高尾行き普通列車の先頭は横須賀線と同じクハ76形。 1970.10.1 高尾―相模湖 上の写真と同じ場所で、下り列車の後姿。正面窓が「Hゴム」になっているので、上のクハ76と少し雰囲気が違う。私は下のほうが好きだった。 1970.10.1 高尾―相模湖 松本、長野方面への普通列車の一部はEF13形電気機関車が引いていた。岡谷発新宿行きの422列車。 1970.10.1 高尾―相模湖 181系10両編成の特急6005M「あずさ3号」。5両目は食堂車である。 1970.10.1 高尾―相模湖 スイッチバックの長坂駅(左奥)を通過する1401M「アルプス1号・こまがね1号」。甲斐駒ケ岳(右端)が大きく見える。 1971.1.2 EF13の次位に連結された暖房車マヌ34。石炭でボイラーを焚くので、蒸気機関車の煙と同じ匂いがした。 1971.1.2 塩尻 新鋭115系は新宿直通の普通列車。大きなヘッドライトが目立った。 1971.5.9 梁川―鳥沢 鉄道民俗学のトップにもどる ホームページのトップにもどる |